自分と人が怖くてたまらなかった私が変わるきっかけの場所 | メンバーブログ | アオイエ

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アオくんの家

自分と人が怖くてたまらなかった私が変わるきっかけの場所 2019.04.12(Fri)

アオイエOBOGは今?!vol.2としてアオイエを2018年8月に卒業し、現在は台湾芸術大学にてデザインを学ぶいろはす(土田彩華)が生活する台湾へ直撃。

現在の生活やアオイエでの思い出、いろはすにとってアオイエがどんな場所だったのかを聞きました。



土田彩華(Ayaka Tsuchida)

(通称いろはす▶︎彩(いろど)る華(はな)やか+「す」)

国立台湾芸術大学の工芸デザイン学部1年。台湾に絶賛恋する大学生です。高校の時オーストラリア留学をきっかけに国際活動や校外活動にする様になりました。そこで出会う人から刺激を受け、海外の大学に進学かつ親に頼らず学費等を自分で払うという夢を叶えたいがためになんとなく台湾を選んだのですが、台湾に住めばすむほど絶賛台湾に恋してやまなくなりました。運命の出会いみたいな感じです。(笑)好きなものは勿論台湾とデザインです!大切にしたていることは、どんなに辛い事に打ちのめされても楽しんで。そしてそこで出会うことができる人やきっかけにどれだけ感謝し、自分が成長できるかを自分のcoreにしています。



【アオイエを卒業しての”今”】


>こうた

台湾では今何をされているんですか?



>いろはす

国立台湾芸術大学に2018年秋に入学をし、1年生として大学に通っています。


台湾で最も歴史がある芸術大学で世界中からも芸術家を目指す学生が集ります。

大きな美術館があって、毎日展覧会や個展があるだけでなく、日々大学内を歩くと美術学部やデザイン学部の作品制作風景に刺激され、演劇学科や音楽学科練習風景に知らない世界を広げてもらい、芸術にどっぷり浸かることができる素敵な場所です。私は工芸デザイン学部で、伝統工芸品やデザインを勉強しています。

1年生は木工や陶器、金属加工、産品デザインの基礎知識受講が必須で、今後は自分の作品作りに取り組みます。

学外では翻訳やデザインのバイトをしています。

ポスター作成や10歳からしているWebデザインの能力が発揮でき、毎日デザインへの熱が高まっています。



>こうた

台湾での生活はどうですか?



>いろはす

台湾は私にとってのびのびできる場所です。


最高すぎてしわしわのおばあちゃんになるまで台湾に住んで台湾にお墓を作りたいと思っています。(笑)

友達は優しくて努力家です。自分の意見を持っているだけではなく、違う意見をきちんと聞いたうえで自分はどうしたいかを考えて行動しています。


時々、言語の壁で100%の自分を表現できなくて悔しかったり、辛かったりすることも沢山ありますが、その度にたくさんの友達や新しい発見に出会うことができます。台湾アイシテル!



【アオイエと出会い、得た”かけがえのない”もの】


>こうた

アオイエはどのように知ったんですか?



>いろはす

2017年に高校を卒業し、その春に住人の祐太さんとの共通の知り合いにアオイエに誘われ、遊びにいったことがきっかけです。


初めて遊びにいったとき、祐太さんやはるちゃん、だてちんさんをはじめとした住人さんが私の話を夜中3時まで親身に聞いてくださったことにとても感動して…。

当時私自身LGBTや外見等の悩みで、自分や人を信じることができなくて自暴自棄になることが多かったです。

LGBTの悩みは、それまで親友にしか話したことがなかったのですが、アオイエでは気づくと初対面の人に悩みを打ち明けていました。

否定せず受け止めてくれる、味わったことのない素敵な空間に感動したことを今でもはっきりと覚えています。

その感動が忘れられなくて、その日に代表の大和さんに私もアオイエに住みたいですと連絡しました。しかし、大和さんに会う前日に翌月から台湾に約一年間中国語を学びに行くことが決定してしまいました。台湾にいった後もアオイエのことが忘れられず、今の大学に入学する前の休みにアオイエに住むことになりました。期間としては2018年4月から7月ですね。



>こうた

入居の決め手はなんだったんですか?



>いろはす

私にLGBTの悩みは「レッテル」というマイナスな感覚だったんだけど、アオイエの人たちは、一つの「個性」だと受け止めてくれました。

祐太さんは昆虫食をやっていて、すごく変わり者といわれているけど、本当に愛に溢れた人です。

私は初対面の人に対して、この人は私のことを嫌いだろうなとか、どうやったら好きになってもらえるかなとか考えてしまうのですが、祐太さんのように初対面でも相手を愛せる人になりたいと思いました。

他のアオイエにも似た人が沢山いて、数ヶ月の滞在にはなると分かっていましたが入居を決めました。

祐太さんは私の恩人です。
祐太さんの家族との記念撮影。左から祐太さん妹、いろはす、祐太さん母、祐太さん。



>こうた

アオイエでの生活を振り返ってみてどうですか?



>いろはす

住んでみてアオイエは私にとって凄すぎる場所で、お目目が飛び出したの覚えています。(笑)

一番最初に遊びにいった時よりも、物件数が増えていて、起業している人や自分でプロジェクトをやっている人など、入居時は凄いと感じる人が沢山いて圧倒されました。

私は、自分の色眼鏡で話したこともない住人さんと自分を勝手に比べて劣等感を感じ、住人さんとコミュニケーションを取ることに引け目を感じていました。

でも、ある日私がなんとなくダイエットをやりたいと言ったら何人もの人が個人的にメッセージをくれたり、監視してもらうためのLINEグループをつくったら、何人もの住人の人が入れてねと応援してくれました。それが、アオイエを卒業した後だったから余計に感動しましたね。

住んでいる時に自分の夢をもっと話せばよかったと思いますし、自分から関わりにいっていたらもっと多くの機会を得られていたんだろうなと…

「みんな表現者」というアオイエのコンセプトを、私はうまく表現しきれていなかったし、アオイエを出てからアオイエの本当の素晴らしさに気づきました。



>こうた

今はアオイエとどんな繋がりがありますか?



>いろはす

この前はあいりさん、智博さん、平田さん、浩太さんが台湾に遊びに来てくれました。中国に留学にいったゆいちゃんや、まだ直接話したことがない住人さんも「台湾にいくよ!」と声をかけてくださり、本当に嬉しかったです。

物理的には離れていても心は繋がっている感じがしました。
台湾旅行に行った際に、案内をしてくれました。



【今後の羽ばたき方】


>こうた

今後はどう生きていきたいと思っていますか?



>いろはす

学生のうちに私もアオイエのような空間を台湾で作りたいです。

そして、将来的には台湾でデザイン会社を立ち上げたいです。

台湾にいると「日本文化が大好き」「日本のデザインは素晴らしい」といってくれる人がとてもいます。

また台湾政府は最近とてもデザインに力を入れており、アジアを中心に世界を巻きこんで、互いのデザインに革命を起こす様なイベントや会社が沢山あります。

私はそんな台湾のデザインに対してワクワクが止まらないです。この感情を爆発し、そして日頃の台湾への感謝を将来起業をするという形で恩返しをしたいです。

そのステップアップとして台北にあるデザイン会社で近々インターンを始める予定です。



>こうた

いろはすにとってのデザインや作品ってどんなものですか?



>いろはす

コミュニケーションを取る一つの手段です。

大学内で作品を通して自分を表現したり、相手を知ることができて、お互いを知る手段は「言葉」だけじゃないなと日々感じています。

また、私は人と会話をする事が大好きですが、言葉の壁により時々うまく伝えられない事があります。

そんな時、理解しやすいよう、デザインを通じコミュニケーションを取る事が多く、大きな可能性を感じています。


いろはすの作品①

いろはすの作品②



【アオイエの人たちへメッセージ】


>こうた

日本にいるみんなに伝えたいことはありますか?



>いろはす

➡︎住人さんへ

下高井戸(いろはすが住んでいた物件)に帰りたいです。(笑)

今思い返すと改めてすごい場所だったなと思います。

高校生のれいにゃん、半端ない実力のこーたさん、人のことを動かすかずちさん、多大なスペックを持っているなかうさん、スーパーニートの翔佳さん…。

ごちゃまぜなまぜそばみたいな刺激的空間に飛び込みたい欲がすごいです。(笑)



>こうた

まぜそばは納得してしまいました。(笑)

いろはすにとってのアオイエとはどんな場所ですか?



>いろはす

友達の家に行くと、玄関に上がる時にどことなく緊張すると思いますが、アオイエにはその玄関がない素敵な場所。

玄関だけではなく壁もありません。(笑)

だからこそ、自分や相手の嫌なところが見えてしまうこともありますが、自分にとってそれはすごく大切なことだったなと思っています。

また、住んでいる物件が同じかどうかは関係なく、違う物件の住人さんたちとの距離も近くて、もはやアオイエは仕切りという部類のモノは一切ないある意味居心地がいい、へんてこりんなお家だと思います!



>こうた

アオイエに入居を考えている人へ伝えたいことはありますか?



>いろはす

アオイエにいると誰でも行動できるようになると捉える人が少なからずいると思いますが、自分から行動しないと何も変わりません。


私はアオイエで100%の自分をうまく表現できなかったことに後悔しているので、私の二の舞にならないでほしいです。

アオイエに入るだけで行動できる人になれるかもしれないという、受け身になるのではなく、積極的にみんなと関わりを持って欲しいなって、入居を検討している人に伝えたいです。
編集後記

いろはすが住んでいた頃のメンバーは中国、北海道、他の物件への移動や一人暮らしを始めたため、誰一人として残っていません、、、(笑)


それでも、住んでいた頃と変わらず、帰国した際には必ずアオイエに立ち寄ってくれるいろはすが大好きです。

新しいメンバーが来て、まぜそばに追い飯が加わったような個性あふれるメンバーですが、住んでいた頃のようにいろはすの帰宅を待っています。日本から応援しています。

(企画/構成/インタビュー/写真:山田 浩太 編集:辻野 結衣)


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